一途な君達が好き!パート1
私のホストちゃんREBORN
絶唱大阪ミナミ編
観てきたので感想というか私なりの解釈を書いてみたいと思います。
17人のホストちゃんの中で私が好きなのは、一途なキャラクターである紫音と情事!
漫画とか小説とか舞台とかで、一途なイケメンキャラ大好物なんです。ええ。
最初は我らが紫音のことから!
もちろん古屋敬多が演じるという事で観る前から紫音推し!な訳ですけど、舞台を観終わってより一層紫音が大好きでした。
まず、紫音は今回出てくる17人のホストの中で全くのホスト経験がない唯一のキャラでしたね。
過去に突風starというアイドルグループをやっていて、昔の仲間たちがみんなホストになってて誘われたからという理由だけでホストになる。
昔、人気ナンバーワンだったからって違う業界でも俺がナンバーワンで当たり前っていうすごい自信家ですよねっていう冒頭。
でも、紫音が帰国してホストになったのにはワケがあり…
突風star解散後、海外に渡っていた紫音ですが、ミナミの歌姫心斎橋リリーが歌を辞めると聞きつけて帰国。
心斎橋リリーは突風starのメンバー愛夜香の実姉であり、昔から紫音の想い人であったことが明かされる。
はいキタコレ!パート1!
海外に渡って離れてしまっていてもリリーが歌を辞めるってだけで、向こうの生活を捨てて帰国、更にあっさりホストになったところを見るとほんとに無計画で帰ってきちゃったの?っていう妄想が広がります。
昔の想い人のために全部捨ててしまった可能性…たまりません。
しかも、紫音の希望はリリーを自分のものにする事ではなく、リリーが歌をやめるなんてあり得ない!何かあったに違いない!っていうリリーに歌を続けてもらうためっていう帰国の仕方なのも凄くいいんです。
紫音のライバルホストとしての立ち位置である珠輝が、リリーの彼氏として登場するシーンでも、珠輝は自分と結婚しろというのに対して、紫音は歌をやめるなと言うのです。
自分のことよりもひたすらリリーの歌のことを想っての行動…ほんとすき…はぁと
昔からリリーのことを知ってる紫音にとって、リリーが歌をやめるなんて本当にあり得ないこと。何がなんでもリリーに歌を続けさせたいという強い想いで全て動いているのです。
そんな中、そもそもホストをやりたかったわけではない紫音のホストとしての未熟さがだんだんと露呈してきます。
女性に対して甘い言葉を囁けなかったり、昔、紫音のファンだったと言う太客、夢ジャネットに対してもホストらしい接客をすることができずに怒らせてしまいます。
そもそも、人気アイドルのナンバーワンだった紫音に取って、自分のファンに対して媚びる必要なんて無かった過去が想像できます。そんなことしなくたってナンバーワンだったんです。多分。
そして自信家だった紫音にも転機がやってきます。
リリーが歌を続けるためにはどうしたらいいか考えた結果、心斎橋リリー、唯一のヒット曲「大阪どないやねん」を超える名曲があれば、リリーは歌わずにはいられないはずだという答えに至ります。
大阪どないやねんを書いた作曲家、浪速のベートーベンにまた曲を書いてもらうにはと思案していたところ、お客として浪速のベートーベン城万次郎が来店…!
紫音は、ここぞとばかりに曲を書いてくださいと土下座して頼み込みます。
はい!キタコレパート2!
自信家でファンに媚びない紫音が!
リリーに曲を書いてもらうためにアッサリ土下座するんです…!
ここからもリリーへの想いの強さが伺えますね…!たまらん!
ところが、万次郎からは頼み方が気に入らない!ちゃんと口説いて!と言われ、紫音は言われたとおりに万次郎を口説くのですが、万次郎からは「アンタは本気じゃない!目が冷たい」と突き放されてしまうのです。
そうこうしているうちに、紫音に相手にされなかった夢ジャネットが怒り爆発!蛭田教授とともに課金ゲームを流行らせて、ホストクラブは閑古鳥。
夢ジャネットにより世間の信用を地に追いやられてしまった万次郎も表には出られない状況に。
その時に万次郎から、自分が書いた名曲は大阪どないやねんただ一曲だという話を聞くのです。
万次郎はほんとうに恋をしてないといい曲が書けないのだと…!
だから曲が欲しいなら、私に恋をさせて!という万次郎に…
多分この辺で紫音が愛とはなんぞやということをやっと考えるようになるんだと思うんですよね…!
自分が一番で当たり前でリリーの事しか見えてなかった紫音が、ホストとしてお客さんに愛を捧ぐということに気付くのです。
そして紫音に愛を与えられず、すっかり荒みきった夢ジャネットをホストたちの愛で目覚めさせます。
その時の紫音の歌声の甘さたるや…!!!!!!
まるで心から全てを蕩けさせるような甘い歌声で、荒みきってゴリゴリになっていた夢ジャネットの心を溶かすのでした。
はーい!キタコレ!パート3!
みなさん聴きました!?紫音の激甘ボイス…!まぁ古屋敬多なんですけど!あの古屋敬多の歌声がないとストーリー成り立たないと思うんですよ!!!!!!!!
この後蛭田教授による悪巧みがほのめかされて第1幕終了となるわけです。
最初はとんがっていた紫音が丸くなっていく様子を見てるのがほんとうにたまりませんでした。
リリーの事を想っている愛情深い紫音と自信家で人の言うことなんかきかない紫音の青くさい感じがすごく良かったです。
リリーの事をあれだけ想えるし仲間のことを大事にしている時点で本来は愛情深い人なんだなというのも伺えるのですが、その本質をお客に対しても発揮できるようになることで本当のナンバーワンホストになれるんだなという解釈でした!
さすが主役!!!!!
めっちゃ主役っぽいストーリー!!!
すごい良かった!!!!
紫音大好き!!!
以上、一途な君達が好き!パート1でした。
気が向いたら情事編も書きたいけどこれより全然内容薄いと思います。
なぜなら紫音ばかり見ているから…
それでは、ごきげんよう。