すべてが杞憂であれ。

好きなものの事。とにかく考えすぎているのです。

Leaders party 2018 ラストの曲について

2018.4.15 ダイバーシティ東京 昼公演
観てきました。


全体のレポートとか、そーゆーのは一切省きます。
私が話したいのは、アンコールラストの曲について。


2011年を乗り越えたリダズなら誰しも号泣案件だったのではと思います。


2011年はLeadにとって今後が決まる1年でした。


その時期のLeadはどん底で、2008年Sunnydayから2010年SPEEDSTARまでは年に1回しかシングルを出せずに居ました。


そして、2011年。
今と違って、みんながまだガラケーを持っていた時期で、携帯で配信の楽曲を聞く習慣なんてなかったんです。


そんな中、次のLeadのリリースは配信限定だと発表されたのが2011年3月の24HRS。


ついにCDが出せなくなった…と当時のファンは感じていたのではと思います。


今みたいに1人のファンが何枚も同じCDを買うという訳にも行かず、同じ楽曲を買うには誰かにプレゼントというかたちで買う必要がありました。


当時は同じ曲を何枚も買うって事に今よりずっと抵抗があったし、みんながそれを当たり前のようにやってた時代じゃなかったように思います。


それでも配信で同じ曲を買ってるファンも居たんです。接触もないのに、ただLeadのために。


そして、24HRSの次に発表された2011年5月Cant'stopも配信限定でした。


実際にCDを作るのと違って経費がかからないからこれなら出せるのかなぁと思ったのを覚えています。


2011年の配信限定なんて、ほんとにそれぐらいの認識だったんです。


そして、その2曲を経て発売を発表されたのが2011年のシングルHURRICANEでした。


ついにCDが出るという感動と、あって当たり前だったプロモーションビデオがない事の衝撃が大きかった。


そして、これは10周年の時にはじめて明言されたのですが、このHURRICANEがオリコン10位以内に入らなければLeadは解散だったのです。


その為、Leadを語る上で外せないシングルがHURRICANEなのです。


そして、そのHURRICANEのカップリングに入っているのが今回のFCツアーでのラストの曲Sun×Youなんです。


このSun×Youは、どん底だったLeadが配信限定曲を経てシングルを出せたことによりファンにたくさん支えてもらっていることへの感謝を形にした曲なんです。


Wikipediaより引用
Sun×You
(作詞:Lead / 作曲:AKIRA / 編曲:)
読みは「サンキュー」。Leadの象徴である「夏=太陽」と、Leadの大切な「ファンの方々=あなた」からなるスラング表記で、これまでの感謝を伝えたいというメッセージを込められている。また、「9周年」という意味も隠れている[3]。2011年の全国ツアーのサブタイトルでもある。

 


そうなんです。
全国ツアー、つまりUpturnのタイトルになるぐらいの楽曲なんです。


そして、今や当たり前になっている東京公演のアンコール。
Lead、ありがと!
これが始まったのはこのツアーからだったはずです。
Leadとリダズのお互いの心からの感謝で始まったアンコールなんです。

 


そろそろ伝わりましたでしょうか…
15周年のリダパのラストにこの曲を選ぶという事。


そして、個人的に衝撃だったのが、最後の曲はみんなに感謝の気持ちを伝える曲をやりますみたいな話の流れで、
古屋氏が、わかる人は居ないかな?って言ったこと。


昔から居るファンにしたらその枕詞が来た上に自分たちの曲縛りときたらもうSun×You一択と言っても過言ではないハズなんです。
でも、まるでわかる人が少ないみたいな口ぶりに、やっぱりファンが入れ替わっているのも全部わかってるんだなと思いました。

 


こんなことわざわざ書くのは古いファンのエゴかもしれないんですけど、当時の気持ちとか今のLeadがあることへの彼らの気持ちみたいなものがすごく伝わる選曲なので知って欲しいという気持ちが膨れ上がりました。


変わっても変わらないもの
全てがあっての今


これを忘れずにいてくれるんだなと思えるセットリストと、ラストの選曲でした。

 


そういう事を肌で感じたファンが減ってしまったことはやっぱり悲しいんですけど、当時と今ではやってる音楽が全然違うし仕方の無いことだなとも思うんです。


当時からのファンが減った以上にこれからの彼らを応援してくれるファンが増えることを心から願います。


LeadとLeadersがいつまでも笑顔で居られますように。
15周年を期にそう思えるようになりました。


以上です。


それではごきげんよう